そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

入退院

退院された後のモニタリング

退院してから気づくあれこれがある 今やコロナの予防のために、余計に 退院前のリハビリさん同行の自宅訪問とか、がなくなっているので 退院されてから自宅に帰って気づくあれこれ、はたくさんあると思います。 できると思っていた動作、 危険とも思わなかっ…

退院できた日 自宅、という力

環境は健康に大きい影響があると実感 長らく入院された方が 退院してこられると、本当に変わられることがあります。 入院中は痛みや苦しみが強かったのが、 自宅で過ごすと状態は変わらないのに、 痛みの訴えが減ったり、少なくなったりするのです。 入院中…

本人の意向が大事というけれど 一言も話を聞かないままのケアプラン

コロナ感染収まっても面会謝絶は続く ずいぶんコロナ感染者数が減った、 と巷では言われていますが、 まだまだ病院や施設では、厳戒態勢が続いています。 新規で受け入れた方でも、 退院調整していく中でも 本人様と全く会えない、話もできない中で ケアプラ…

通所リハビリ、訪問リハビリ 希望のリハビリは?

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 それぞれに違うリハビリ リハビリ、というと一般的に想像されるのは、 歩行訓練をしたりとかかもしれません。 ですが、リハビリ、というと 上記の三資格の方が、それぞれ患者様の疾患、 機能訓練の必要性などにより、 様…

得意な時計の見方があるのだということ

アナログ派、デジタル派は年代で変わるのでないのだ 私は、時計はアナログ派だ、と 久しぶりにかけたアナログ時計で気づきました。 私の年代は、みなそうなのか、と思っていたら、 同年代でも、デジタル時計でないと じかんがはっきりわからない、というこえ…

高次脳機能障害 周囲の方に分かりにくい症状

周囲の方に分かりにくい高次脳機能障害 認知症、は診断としてよく上がるのですが、 高次脳機能障害、はあまり病名としては多く上がりません。 ゆえにか、福祉の現場でも なかなか理解がされず、 わざとできるのにしていないんじゃないか、 というイメージを…

退院後に一人暮らしを再開するためには

一人暮らしの方は多いけれど元の生活に戻るために 多くなった一人暮らし。 自分で全部のことをこなす本当の一人暮らしから、 近所に手助けしてくれる人がいて、住まい的に一人暮らしだけ、 という方、 また一人暮らし、と言いながらほかの人が住んでおられる…

介護できないための入院 レスパイト

家族の休息のための泊りの方法 介護が必要な方が、自宅外で泊まる方法は、幾通りかあります。 一番ポピュラーなのが、 特別養護老人ホームや、老人保健施設でのショートステイ。 数か月前から予約して、泊まるものですが、空きがあれば、 割とすぐに利用でき…

自分で身の回りのことができなくなっての退院 不安はどうして消して行こうか

自分で身の回りのことができなくなっての退院 入院は身の回りのことができなくなる大きなきっかけとなる それまで何とか身の回りのことができていたけれど、 脳梗塞や転倒などで入院することになる。 リハビリするけれど、自宅に帰ってそれまでできていたこ…

医療処置、がん治療の必要な方の退院日 土日を外すこと

地域のかかりつけ医がいる安心 今は、かなりの治療が自宅でも行え、医療処置の必要な方でも、がん治療を行っている方でも、在宅で継続されることが非常に増えてきました。 そんな時は、大きい病院の主治医とともに、地域のかかりつけ医、訪問診療もしてもら…

施設でできても、自宅でできるとは限らない

入院中にできることが、自宅でできる、とは限らない 入院して、治療もしつつ、早期にリハビリを開始する。本当に早くリハビリは開始されます。 勿論、退院された後の自宅での生活を考えて、のことなのですが、 入院中の、リハビリ室で「出来る」ことと、自宅…

突然退院、と言われること

一番慌てること、突然の退院 ケアマネジャーの仕事の中でも、突然の退院、は結構慌てることの一つです。 通常なら、ある程度の治療、入院期間が必要と思われ、ご家族も、ケアマネジャーも「まだ1か月は入院」 と、思っていたのに、突然退院、しかも今日明日…