そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

認定調査の受け方 実情に即した結果とするための3選

認定調査結果は数年影響がある一大事

 

3年更新が主となってきた介護保険更新。

そのため、めったにない機会となっています。

 

区分変更で状態が変われば変えてもらうよう申請もできますが、

利用するサービスもあまり変わらなければだいたいそのまま継続となるものです。

 

そんなめったにない認定調査、となった時、

あまり考えずに受けてしまうと、今まで受けていたサービスが受けられなくなったり、

負担がやたら重くなったり、ということもあります。

 

認定調査が決まったら用意しておくこと、3つに絞って考えたいと思います。

 

1、普段している支援内容を書き留める 頻度、内容など

 

まずはこれですね。メモでよいので、普段家族なら家族が行っていること、を

書き留めておくのです。

家族であれば特にこだわらず料金んも考えずでされていることがあるのですが、

それが本人のできないことの代替サービスとなっているなら、

それを認定調査員に示すこと。

普段していることは家族は気が付けないので。

 

2,本人の前で話しにくいことは電話か別の場所で本人のいないところで話す

 

ただでさえ認定調査はいろんなことを聞かれたりしろと言われて負担に

思う方が多いです。

そこで本人のできないことや困っていることを話されては本人も傷つくことも。

本人が気落ちしそうなこと、言いにくいことは別の機会を設けて伝えるようにしましょう。

 

3,意見書を記入してもらう医師には状態をよく伝えておく

 

主治医の意見書は、審査会で大きな意味を持ちます。

認定調査の結果が、主治医の意見書で覆されることもままあります。

 

主治医が本人の身体的、精神的なことまで細かく理解されることは難しいことも多く、

そのために意見書記入のための書類を家族に記入してもらって亭移出してもらうように

なっています。

その記入を、手を抜かない。

特に、介護内容、認知症面などは家族が介護をしているときはその内容を

詳しく記入しておく。

また、受診時に先生に意見書記入となるかかりつけ医にさせていただいたことお願いする。

今の介護料が必要で介護度を変えたくない、などの時

先生の一筆で

「現状相当の介護サービスが必要」

など書いてくださる時もあります。

 

いったん結果が下りると、大きく状態が変わらない限り

続いていく介護度、

納得して受けられるようにしていきたいものです。