自分で身の回りのことができなくなっての退院 不安はどうして消して行こうか
自分で身の回りのことができなくなっての退院
入院は身の回りのことができなくなる大きなきっかけとなる
それまで何とか身の回りのことができていたけれど、
脳梗塞や転倒などで入院することになる。
リハビリするけれど、自宅に帰ってそれまでできていたことができない。
本人も家族も、途方に暮れるのがこんなときです。
いろんな疾患で入院されているのですが、退院と聞けばおめでとう、とすぐに思えない、こともある、それが要介護、またこれから認定必要となった方々、とその家族。
入院中は、医療職がずっと様子を見て、体調が変化したらすぐに対応してくれていた。
リハビリも毎日ある。
そんな環境から自宅へ。
介護することになった家族はそれぞれが不安を抱える。
一人でトイレに行けない
認知症の悪化
いろんな不安があります。
入院は不安をはっきりさせて対応を考えるきっかけとなる
そんな入院中だからこそ、
できること、できないことをはっきりさせる
家族ができること、できないことをはっきりさせる
家族が複数の時は役割分担をはっきりさせる
介護保険を申請して利用できることを知る
自宅ではせいかつにながされてなかなかできないこれらを、
見つめなおす機会とする。
これをしっかりと行うことで、退院後の過ごしやすさが変わってきます。
コロナがそれをできなくさせていることがある
ですが、今コロナの中、面会も、退院前外出、外泊、
リハビリ職との自宅評価もできなくなっている現実があります。
本人と直接会えずに退院されることもしばしば。
オンラインもなかなかかなわず。
やはり退院してからの本当の調整があり、なかなかの迷走してしまうこともあり。
それでも入院中に事前にしておけることを最大限に行っていくことが不安を消していけることです。
このときは、希望的観測でなく、一応一番悪い状況を予測しておくこと。
逆は対応できますが、この場合は大変おたおたすることになります。
自分の心構えとしても忘れないように。