介護できないための入院 レスパイト
家族の休息のための泊りの方法
介護が必要な方が、自宅外で泊まる方法は、幾通りかあります。
一番ポピュラーなのが、
数か月前から予約して、泊まるものですが、空きがあれば、
割とすぐに利用できることもあります。
ほかには、今はあまりありませんが、
通所介護施設で、自費で泊まる方法。
一時は、たくさんできて、利用されている方もたくさんおられました。
ですが、自費のため、規制がなく、狭い部屋に
たくさんの方が泊まる例などがあり、
少し利用が厳しくなってきて、今もありますが、
あまりメインではありません。
以前、ショートステイをかねてから契約していて、
でもなかなか利用に踏み切れなかった方が、受診を契機に
ご家族様が入院をしばらく希望されることがありました。
ご家族は、やはり入院、となると
何か発熱などがあったときにも呼ばれることもないし、
安心、と思われるのですが。
やはり医療優先のところなので、
治療に支障があると、治療優先となるので、
ADL、認知症の進行などは、一番に心配されるところです。
ショートステイでは、ある程度そこは考慮されていることがあるのですが。
入院は、大きく環境が変わってしまい、せん妄を起こしやすくもなるので、
帰られるまでが心配ではあります。
治療が本当に必要でなければ、自宅で、とも思うのですが
なかなかそうばかりも言えない時もあります。