そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

地域密着という在宅サービスのくくり ぱっと見ではわからない

デイサービスでも種類がある 地域密着とは

 

平成18年から、通所介護通所介護 市町村関係なしに利用できる

            地域密着型通所介護 その市町に住む人が利用できる

という種類ができました。

 

通所介護は、市町村またいで利用できる、定員の多い通所です。

一方、地域密着型通所介護は、その名の通り、その市町に住む人だけが

利用できる、定員の少ない通所です。

 

認知症をお持ちの方は、その中でも認知症対応型通所介護、という

それもその市町に住む人だけが利用できる通所に行かれることもあります。

これは認知症の診断がないといけない通所で、なじんだ地域で

過ごせるように、ということになっています。

 

その市町に認知症対応型の通所がない場合は、

隣などの市町の認知症対応型通所介護に通うことができます。

 

小規模多機能型通所介護も地域密着サービスですし、

自分の住む市町に、どれだけの通所、入所サービスがあるか

案外、となり町と比べて大きな差があったりします。

 

違う市町の地域密着を使いたいときは、

自分の市町に申請して、なぜ地域をまたいで

その通所に行かねばならないのか、ということを

ケアマネが理由書を書いて提出し、

その市町からその事業所がある市町にそれを提出して

認められればまた自分の市町で検討されて、

利用ができる、という流れになっています。

 

今はそれを出すこともほとんどなく

出してもあまり通らない、

あまり歓迎されない感じのことが多いです。

 

外見見ただけではなかなか違いが判らない、通所介護

 

ちなみに、料金は、認知症対応型通所介護が一番高く

次地域密着型通所介護、一番安いのは通所介護となっています。