そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

ケアマネジャーの変更の仕方 

ケアマネジャー 合わない!と感じたら 

1.ケアマネはいつでも替えられる

 

 ケアマネジャー、毎月1回は家に来てもらって話をする。

しかも、結構家の中の深いところまで突っ込んで話をする。

 

その人が、なんとなく合わない、と感じる。

 

ケアマネとしてはつらいところですが、

そういうことももちろんあると思います。

 

合わない、ならいいのですが、

話を聞いてくれない

相談に乗ってくれない

頼んでも調整をしてくれない・・・

 

など、あってはならないですが、

そんな風に思われることもあることでしょう。

 

言いにくいことでしょうが、

ケアマネは、いつでも、替えられます。

 

はじめの重要事項の説明でも、

必ず説明されると思います。

 

2.今の事業所に言いにくいなら市町、包括に相談

 

基本は今の事業所の管理者に言うことでしょうが、

事業所自体変わってほしい、

担当が管理者、の場合は

市町の介護保険の担当課、もしくは

包括支援センターに相談されたらよいでしょう。

 

はっきりした理由などなくてかまいません。

 

3.評判を聞くことの良しあし

 

替わるときに、知人、近所の人に評判を聞くこともあるかもしれません。

やはり知っている、体験している人の話は有用と思いますが、

その人が自分にも合うかどうかはわからないので、

参考、に聞かれるとよいかと思います。

 

逆に、普段からの関係がある人は、

担当していただいて何かあったときにのちの関係性に

影響が出るということも考えられるので、

避けたほうが良いと自分では思います。

 

4.保有資格、得意な分野、所属がどこかの把握

 

替えるときには何をじゃあ参考にしたらよいのか?

基本的には、

 

保有資格

所属

得意な分野(わかれば)

 

でしょう。

ケアマネジャーは、様々な資格保持者が持てるものなので、

その人がもとは何の資格を持っているか、は確認されてもよいでしょう。

 

所属も、事業所によっては

自分の事業所を優先的に使うようにするところもあるので、

法人、会社はしっておくこともよいでしょう。

 

得意分野、はなかなかわからないですが、

何かしら活動されている方であれば

ネットで検索すれば出てくるかもしれません。

 

5.引継ぎはケアマネ同士でやってくれる

 

替わったとしても、契約は再度必要になりますが、

ケアマネはなれていることなので、

引継ぎなどは担当同士で行ってくれます。

 

お任せしていたら大丈夫です。

 

6.ケアマネに求めることをはっきりさせること

 

ただ、あんまりにも短期間にころころ変わると、

やはりそれなりに毎回説明したりわかっていただくことは

大変になるので、

しばらくは様子を見ていくことも必要です。

 

ケアマネに一番に何をしてほしいのか、も考えてもよいかと思います。

 

…といっても、だいたいケアマネは何をしてくれる人?

という方も多いので、それも聞いていきましょう。

 

良い出会いがありますように。

 

自分も、長いお付き合いになる、と

いつも肝に銘じています。