そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

消えないケアプラン利用者負担論 ケアマネジャーに毎月支払うことになったら

消えないケアプラン自己負担論 

1.ケアプラン作成利用者負担論

 

財務省から介護支援専門員の料金を有料にしよう、という案が、また出てきています。

ずっと消えずに出てくるこの案。

 

いつかは通されるのではないか、とも思えますが、

やはり介護支援専門員協会からは強い反対意見。

 

介護保険負担割合もどんどん上がっていくし、

取れる可能性のある所からは徴収していく、ということなのでしょう。

 

2.ケアプラン自己負担 ケアマネジャーから見て

 

利用者様の負担が増えることはやはり抵抗があり。

また、当人だけでなく、社会資源に対しても行動している、というところもあり。

 

3.利用者様から見てケアマネに厳しくなる?

 

お金を払っているんだから、と

ケアマネジャーに求める資質、は高くなるかもしれませんね。

 

事業所のように、見学、体験ができなかったり、

またいったん選ぶと変更の敷居が高いことはあります。

 

最初から有料で1割負担の1000円、となっていたら

抵抗なかったのだろうか?

 

4.負担なしから負担ありへはハードル高し

 

0から1へ、の移行はとてもハードルが高い。

原則、介護負担割合を2割にする、という同じく出された案のほうが

通りやすいのかも。

 

採算がとりにくいケアマネジャー、独立採算がとれるようにはなって行かないと

まずそれが先でしょうか。