そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

前もっての準備をしておく 想定外のことはいつもある

突然の事態はいつもあると思っておく

 

ケアマネジャーは、毎日毎日が、突然の出来事の連絡で

始まる仕事です。

 

転倒、家族の病気、体調不良、などなど・・・

 

ご本人、ご家族様にとっては突然の出来事ですが、

そのどれも、自分にとってもそれは起こりえる事態。

 

どんなにバリアフリーにしても、転んでしまうこともあるし、

病気になってしまうことはあるし、

体調不良を起こしてしまうこともある。

 

それに対して、

できる範囲での前もっての準備はをしておくことは

毎日を安心して過ごすのにとても大事です。

 

保険、とかんがえる。

 

例えば、

一人しか介護者がいない時、

あらかじめショートステイを利用、1回はしておく。

緊急の時に設定はできなくはないけれども、

契約、施設の選定、などなど

とりあえずの間に合わせの調整になってしまう。

本人も初めての全く知らないところに突然いかなくてはならない。

よそで泊まったことがない、という方の受け入れを、

おもいのほか施設は警戒されます。

 

1回でも泊まったことがあって

過ごせていた、という事実は、緊急時に

ほかの施設を探さなければならなくなったときにも

影響があります。

 

また、ヘルパーさんに定期的に来ていただく。

必要がないのに利用はもちろんしないのですが、

すべてをおひとりで担っている場合は、

一部お願いする。

 

いろんな方がおられますが、

何か起こっても大きな支障なくやり過ごせる方は、

これらのことを事前に考え、また

実際行っておいた方です。

 

ケアプランは、現状の支援はもちろんですが、

未来の起こりえる事態をも想定して

組んでいかなければなりません。

 

なかなかすぐ忘れてしまいがちですが、心して。