そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

暑さ寒さを言ってほしい、という願い

暑さ寒さが変わるこの頃の介護されている方の悩み

 

夏!とか、冬!

と、気温がある程度定まっているときはまだよいのですが、

秋や春、気温の変化が日によってまちまちだと、

例えばもうご自分からは

暑い、とか

寒い、とか言えないようになられると、

布団の厚さをとっても、

これだと寒いのかな?暑いのかな?

と、想像しながら体温調整されなければなりません。

 

汗かかれたら暑かった!と思うし、

皮膚がひんやりしていたら寒かったのか、と思うし、

気配りしていてもこちらの体感と違うだろうし、

と悩まれる方は多いです。

 

病状によっても、体温調整自体が難しい方もおられますので、

一概には言えませんが、

そのような時に言われることの一つが、

「暑いとか、寒いとかだけでも言ってもらえたらいいんだけど」

という言葉。

 

そしたらそれに合わせてあげられるのに、という願い。

 

風邪をひいてはいけない、

体調崩してはいけない、という思いが、そう悩ませるのですね。

 

また、気温の変化が激しい季節となりましたが、

介護されている方の感覚って、なぜかあっているなあ、と思っています。