暑さ寒さを言ってほしい、という願い
暑さ寒さが変わるこの頃の介護されている方の悩み
夏!とか、冬!
と、気温がある程度定まっているときはまだよいのですが、
秋や春、気温の変化が日によってまちまちだと、
例えばもうご自分からは
暑い、とか
寒い、とか言えないようになられると、
布団の厚さをとっても、
これだと寒いのかな?暑いのかな?
と、想像しながら体温調整されなければなりません。
汗かかれたら暑かった!と思うし、
皮膚がひんやりしていたら寒かったのか、と思うし、
気配りしていてもこちらの体感と違うだろうし、
と悩まれる方は多いです。
病状によっても、体温調整自体が難しい方もおられますので、
一概には言えませんが、
そのような時に言われることの一つが、
「暑いとか、寒いとかだけでも言ってもらえたらいいんだけど」
という言葉。
そしたらそれに合わせてあげられるのに、という願い。
風邪をひいてはいけない、
体調崩してはいけない、という思いが、そう悩ませるのですね。
また、気温の変化が激しい季節となりましたが、
介護されている方の感覚って、なぜかあっているなあ、と思っています。