歩行が不安定な時の手すりを付ける場所のコツひとつ
一緒に動いて動線を確認するほかに
介護保険で、住宅改修で手すりを付けることができます。
元気な時は何も持たずに歩けていたけれど、
最近段差では必ず柱や、箪笥を持ったりして
支えがないと怖い、ということが出てきたら、
少し転倒の可能性もあるということでしょう。
介護保険の認定を受けていれば、
要支援の方でも、介護保険で手すりを付けることができます。
転倒する怖さが軽減されて、
安定して移動ができるようになるので、早めにつけられた方が良いと思います。
そして、つけるときには、家の中を本人様に歩いてもらって、
できればリハビリ専門職についてもらってみていただく、
手すりを付ける会社の方にどのような方法があるか提案していただく、
などのことをしていただいて、必要な手すりを決めていきます。
そんな中で、
わかりやすい目印。
だいたい、柱や、おいてあるものなど、
いつも支えにしているところは、
色が変わっていることが多いです。
木製の柱であれば、そこだけ色が剥げていたり、
ものであれば、そこだけ変色していたり、
長年そこだけ触られ続けていた印があるはずです。
動線確認の時にも触られたりしますが、
手すりを付ける位置でも、そこをみつけていくと、
普段その方がどのように工夫して動かれていたのか、が分かります。
今は、退院前にそれを確認することが難しいこともあるので、
可能性としてそれが必要ではないか、と想像しつつ、
退院を待つことになります。
手すり、あると私もついつい使わせていただいています。