そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

ケアマネジャーにどこまで自分を開示するのか

初対面でもどんどん内情を聞くケアマネジャー

 

ケアマネジャーは、その人の情報をどこまで聞き取れるのか、は命です。

 

その方のしたいこと、したくないこと、

なりたいこと、なりたくないこと、

今までの健康状態、家族関係、

金銭面・・・

 

ケアマネジャーは、それを

フェイスシートというものに書き込んで、

その人を把握して、計画を練ります。

 

あって間もないのに、どんどん質問されて、

こちらはそれに慣れてしまっているので毎日のことなのですが、

受けられる方は面食らっている方もおられるかもしれません。

 

だいたいは、ケアマネジャーってそういうことする人、

と思ってくださって、かなり突っ込んだ話も

してくださる方もおられる一方、

ずうーっと知らなくて、後日、

それは初めに聞いておきたかった、ということが

わかるときもあります。

 

人それぞれ、

なんだか人に言えない、いうほどでもない、

と思われることは違うようで。

 

いろんな方法で話が開放的になりやすいように努力はしていますが、

何年たっても、「それは知らなかった!」

ということが出てくることがあります。

 

どこまで自分の情報を開示していいのか、ということは、

信頼関係ができたらでもいいですし、

なんとなーく、それは直感でいいのかもしれません。

 

ただ、介護にどれだけ自分の時間、また金銭面のことは、

今後のこともあり丁寧にお聞きしていこうと思います。