そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

ケアマネの高齢化 なり手がいない現実

どんどん定年退職していくケアマネジャー

 

ケアマネジャー、という仕事ができて

看護師、介護福祉士、歯科衛生士、社会福祉士

などなどの人たちがケアマネジャー資格を取るようになり。

 

それから時がたち、そのころ資格を取った人たちが、

定年退職を迎えることが多くなりました。

 

今のケアマネジャーは、介護保険だけでなく、

要介護者のほかの領域、社会福祉制度、障がい制度、

住まい、金銭、あらゆる面をサポートするように、

と言われています。

 

それは、一人にケアマネがついたらもう安心、と言わんばかりに

何もかも振られてくるときもままあります。

 

それができるうちはいいけれど。

定年退職を迎えた周りのケアマネジャーたちは、

「もうこれからはつづけないわ」

という方たちが多い。

 

中途半端にはできない仕事、

また責任も重く、

こちらのミスで、人の命も脅かされかねない、

重要な仕事です。

 

(ヘルパー訪問が今の時期抜けていたら、生命維持に直結しますから)

 

常に気を張り、はたまた休みの時も対応していく。

 

定年迎えたら、もうできないわ、と思わざるを得ない仕事、になっています。

 

一方、新しくケアマネになる人は、実感としては

増えていかない。

 

誰が見ても、

「たいへんそう」

な仕事で、敬遠されているのです。

 

人のために何かしたい、という志の人たちばかりですが、

その思いが継続的に持てるように、と願いはするのですが。