そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

緊急対応人それぞれ 常に対応している人もいるけれど

24時間365日連絡がつくという意味あい

 

ケアマネの特定事業所加算の要件に、

24時間対応可能

というものがあります。

 

うちの事業所は、それぞれが携帯電話を持っていて、

自分の担当の方の相談には、そこに連絡が入って

いつでも対応する、ということになっています。

 

だいたいほとんどは、みなさん事業所に電話くださるのですが、

やはりどうしても普通の連絡事項を

夜中とか、日曜の朝とかに連絡してくださる方があります、

 

基本、仕事なのですが。

ケアマネとて人。

 

日曜の朝に連絡があると、その日一日仕事モードに切り替わってしまって、

戻れなくなります。

 

バーンアウト、という言葉があります。

ケアマネを辞めてしまう原因の一つです。

 

よく聞くのが、自分の親のお葬式の最中に、

電話がかかってきて対応しなくてはいけなかった、などなど。

 

本当の緊急時はもちろんそんなこと気になさらずによいのです、

でも、もしそのことがただ連絡しておきたいだけならば、

可能であるならば、どうか休み明け、次の日の事務所営業時間、

に、連絡くださいませ。

 

45人ほど担当していて、一人ひとりであっても

受けるケアマネは一人なんです。

 

まじめなケアマネさんほど、バーンアウトしてしまうので、

あえてお伝えしたく。

 

ケアマネからはとてもいいにくいことなので...