そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

孤食 一人でご飯を食べるということ

一人でご飯を食べる≒一日誰とも話さない?

孤食、という言葉があります。
丸一日、だれとも食事を共にしない、そこに孤独感を
伴うこと、がそれにあたるでしょうか?

デイサービスで皆さんが喜ばれること、
入浴もそうですが、
「みんなでご飯を食べること」
も大きな人気の一つです。
お弁当配達のところもありますが、
そこで職員さんたちが手作りする、
おやつもみんなで手作りする、
などは、女性も、男性も喜ばれます。
中には 魚の解体ショー!までするデイもあります。

要介護対象になられて、一人でご飯を食べておられる方は、
その日は一日誰も話さない、という率がかなり高くなります。
デイに行かない日は、一日が長い、と。

まずは出かけられない

高齢になり、近所に友人がいても、出かけられない、
その人も来られない、久しぶりにデイで出会った、
ということも多々あります。
家から出ること自体のハードルが高く、
「こけてはいけない」
という気持ちもあり、ずっと自宅にこもる、
ということが続いてしまいます。

配食、ヘルパーなどサービスはあれど

基本的な食事、栄養を取る、ということであれば
配食サービスも、ヘルパーさんに食事を作ってもらう、
ということももちろん大事です。
それさえかなわない地域も、まだたくさんあります。

でも、孤食,個食、一人が気楽だ、ということもあるかもしれませんが、
夕ご飯だけ、送迎付きで食べに行くなどがあったら、
いいかもしれません。

などと、話をしていました。