そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

デイサービスでの制限食 厳しくはしないけれど

塩分制限、カロリー制限・・・食は楽しみなのに

 

介護認定を受けられている方の中には、

食べるものに制限がかけられている方、おられます。

 

カロリー自体制限されている方、

塩分制限されている方、

カリウムが制限されている方、

いろいろです。

 

退院の時などは特に、

病院ではかなり厳密に制限食が提供されるので、

自宅への退院の時にも普通にそれが要求されたりすることもあります。

 

でも、最近は、「自宅」ということで、

自身にあった配食サービスを取ったり、

冷凍の宅配を頼んだり、

家族様が苦心して毎日作る、というばかりでもなくなってきています。

 

また、これで困るのが、

みんなで同時に食べることがある、デイサービス等での食事です。

 

あまりに違うものが提供されると、本人様も並んで食べていて

楽しくないし、

またおいしくない、となると

デイサービス自体なんだかなあ、とならなくもないです。

 

その場合は、主治医判断ですが、

週に1回のデイサービスのお昼ご飯だけ、厳密な食事しても

ということで、朝夕で調整して昼は割と普通に食べる、とか

味噌汁を半分にする、薄くする、

漬物だけ外す

お茶碗を小さくしてご飯は小盛にする

など、ゆるやかーにしていることもあります。

 

またおやつも、とても好きな人はおられるので、

カロリー制限でなし!コーヒーも無糖、ブラック!ということもありましたが、

今はカロリーゼロのおやつもあったりするので、

それを持参されているところもあります。

 

ままあるのが、施設では結構そうして工夫していても、

自宅では結構な量が止められずに食べておられたりすること。

 

今は外出もままなりませんし。

興味が食に向かうことももちろんあるのですが、

次の採血で服薬内容が変わってしまったり。

 

制限食をやる気がなくならないように継続すること、

健康の秘訣ではありますが難しいものです。