そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

それぞれの食卓に並ぶ食器 食事時間をいかに楽しくするか

そのうちの個性を表す食器たち 

 

昔から、食器や、民芸ものが好きでした。

母や、祖母やいとこと旅行に行き、備前を組み入れてしまったほど。

(ほかの人は楽しかったのだろうか?)

 

私はなんとなく土ものが好きで、

自宅にも、なんだかとんでもなく大きいお皿や、

どうしても収納に困る形のお皿があります。

 

欠けたりしたら、金継ぎでなおしたりして

長く使っています。

 

昔、入所される方の食器を施設に下さる、というので

見てみましたら、

大倉陶園とか、香蘭社とか、

その方の今までの暮らしぶりが目に見えるような、

私が使ったことのない、うすーい食器で、

繊細さにびっくりした記憶があります。

 

わが実家はといえば、

パン祭り!でもらったパン皿や、

子供が小さい時に使っていたレトロな小さい

キャラクター入りのコップが、

いまだ現役で使われています。

 

またそういう食器はなかなか割れず、

食器棚だけは、数十年前の趣かわらず、

久しぶりに使おうとしても、全く

違和感がないです。

 

最近、

おひとり暮らしの方が、

配食をなかなか食べてくださらない、ということがあり、

ヘルパーさんと、食器に盛り付けてみよう、と話しています。

 

それで食べてくださるかはわかりませんが、

なじんだ食器に盛り付けられていたら、

すこし気が向いてくださるかもしれない。

 

食事をおいしく、楽しくたべられますように。