そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

生活のQOLが下がる 糖尿病

はじめお会いした時からどんどん変化していくQOL

 

高齢になっていって、老化、もありますが、

疾患によって生活の質は大変変わっていってしまうことがあります。

 

その中でも、糖尿病は、大きなものであるといえます。

 

初めてお会いした時は

要支援で、家事などもこなされて買い物にも行かれていた方が、

見えにくくなり、

腎機能が落ちて、透析が必要になられたり、

生活の質が大きく低下してしまう、それが糖尿病です。

 

栄養指導を受けて、食事に気を付けられていても、

視力の低下などがあって、運動や散歩がままならなくなっていたり、

食い止めることがなかなか難しく、透析の勧告を受けて注意していても、

やはり通わざるを得なくなる、ということがあります。

 

見えにくさも、独居の方は特に

家に来る書類が読めなくて辟易したり、

新聞やテレビも見えづらくて情報がとりにくくなったり

買い物で物が選びにくくなったりと、

困る場面が増えてきます。

 

中でも、透析をされ始めると、当日など特に、

体がだるくて仕方がない、といわれたり。

 

医療処置なので、透析をしている方は、通常の

ショートステイ老健入所が難しくもなります。

 

もし、今食事や運動で改善を、と言われている方がおられたら、

自分では生活が

思い通りにならないものになるということ。

 

かかりつけの先生、栄養士さんに相談して、

本当に食い止められたら。

 

関わっていても、食い止められず、どうしてかかわっていったらよかったのか、

と思い返します。