高齢者の運転免許更新が変わる

違反歴や認知症が疑われる高齢者の免許更新が厳しくなる！？

平成29年に７５歳以上の方の運転免許更新は、

大きく改正がなされ、

私の担当している方の中でも、これより以降、

免許返納されるかたがとてもおおくなりました。

田舎に住んで、車がなければ生活に必須の

買い物や公の手続きなどもできなくなる方はとても

多いのですが、

やはり事故を起こす前に、

と家族の説得でされる方がおられます。

来年の６月までに、

またこれらの改正が行われます。

特に、今まで違反歴のある方。

信号無視や、速度超過、携帯電話使用など

１１項目があり、これらの一つでも当てはまれば

運転技能検査の対象となります。

運転技能検査では、

信号無視や右左折後の逆走は一度で不合格になる、という

厳しいものです。

私の両親もまだ運転していますが、

いつやめるのか、はいつも思案しています。

皆言われるし、自分でも思うのは、

自損事故も大変だけれど、

ほかの人を巻き添えにしてしまう事故は起こしてほしくない、ということ。

事故に優劣もつけられませんが、

感情論としてそういわれることはわかるところがあります。

普段の運転から、より注意して、

運転中は携帯電話は絶対に触らない、

横断歩道は必ず止まる（周りに注意しながら）

一旦停止は必ずきっちり止まる

などなど、基本中の基本ではありますが、

私も、仕事で乗る機会も多いので、

注意して乗っていきたいと思います。

・・・でも、免許を停止することとともに、

やめても生活が成り立つような、環境配備が本当に必要と感じます。

地域によっては、免許返納がそれこそ社会や家族とのつながりをも

断ち切ってしまうことがあるのも本当につらく思っています。

安全はもちろん優先だけれど、です。