そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

ケアマネジャーの繁忙期

ケアマネジャーは、いつが忙しい?

ケアマネジャーは、基本的には、毎月、毎月、月単位で
ほぼ仕事内容が決まっている、という仕事です。

月初には、先月の利用実績を確定して、国保連に実績を送り、
それが終われば、
アセスメント、モニタリングをして、来月の予定を作成し、
担当の方のおうちを回り、といったことを、毎月、
行います。

ケアマネジャーにもいろいろあり、月が始まったとたんに、

1か月のうちで一回訪問する
実績があればいいのよ!

と、訪問始めるケアマネジャーもいますが、
大方、月の初めに訪問して来月の予定お渡ししても、
また予定は変わるかも、と、中旬位から
訪問始めるケアマネジャーさんが多いのかな、と思います。

ですので、大体中旬から下旬にかけて、
が一番忙しく、ほとんど事業所にいない、ということが多いです。

新規受け入れ、介護保険更新、入退院があるとがぜん忙しくなる

定期的には、上記のような時が忙しくなるのですが、
ほかには、新規受け入れ時、この時は何回も訪問したり、
サービスを調整したり、ほとんど数日がこれにかかりっきり、
となることもあります。
また、介護保険更新時には、担当者会議を行わなければならないので、
その日程調整、照会、プラン作成などがあり、
更新の方が多い月で固まっていたりすると、その月も
大忙しとなります。
また、入退院が多いと、
入院時は病院との連携、サービス停止、

退院時も病院との連携、サービスの再調整、時には新規サービスとの
やり取りなど、また忙しくなります。
年末年始、連休前には、比較的病院は患者様を
自宅に返そうとされるので、
その前の時期は、いつも覚悟して予定を開けておくようにしています。

 

時間が感覚的にかなり正確にわかるようになる

ケアマネジャーとして10数年毎月訪問繰り返してくると、
時間に対して、とても敏感になります。
突然訪問先で出来事があって、お話が長くなることもありますが、
事前に電話でアポイントを取るときに、
「お変わりありませんか?」
とお聞きするので、そこで変わりないことが分かれば、
午前中何件、午後何件、と、予定を入れていくことになります。


これを続けているおかげで、時計を見なくても、
「そろそろ15分経った」

「30分経った」

ということが、かなり正確にわかるようになってきました。

本当は、あまり変化なく、てんてこまいでないほうが
良い仕事なのかな、と思ったりもします。