そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

まずは相談

介護保険申請前に相談するということ


介護保険申請、ということへのハードルは、未だに高く感じる時が
あるように思います。

でも、本当に困り切って介護保険申請する前に、
地域ごとの 

 

包括支援センター 介護に関する市町の相談課

 

に、まずは電話をしてみましょう。

インターネットで検索すれば、電話番号など調べられます。

もし適当でない部署に電話してしまっても、問題ありません。

「介護について相談したいのですが、どこに電話をかければいいですか?」

と尋ねれば、教えてもらえます。

もっと言えば、住所地の市役所の代表電話にさえ電話をかけて

上記のように伝えれば、

適当な部署を案内してもらえると思います。

 

そこでは毎日毎日相談を受けているので、親身に話を聞いてくれることでしょう。

 

深ーく考えない。

敷居は低く。

 

まずは電話する。そのアクションだけで、気持ちが楽になるかも。

 

今は介護予防が大きくクローズアップされていて、


元気な間から様々なプログラムが市町ごとに提供されていることがあります。

早い段階からそういったプログラムに参加されることは、
長寿社会の今、これからの期間を元気に過ごすことができる
源となると思います。

また、そのようなかかわりが継続してあれば、
その利用が難しくなってきたとき、プロから
介護保険の申請、サービス利用の勧めを受けられることと思います。
突然始めるよりもスムーズにいくことが多いです。

今、介護に関して悩まれることがあれば、

とりあえずは深く考えずに(ここはポイント!)
相談窓口に相談されることをお勧めします。

介護保険申請はそのあとから、アドバイスを受けて、

かんがえればよいことです。

相談するだけでも、安心が得られるかもしれません。

介護のはじまりは、

その人が暮らすのに、今までとは違う手助け
が必要になったとき
手助けをする人に、少しでも負担感があるとき

かと思います。