そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

現代の紙おむつの吸収量が半端ないこと

紙おむつの進化はとんでもない どこまで吸うのか

 

昔は紙おむつ、と言えば

蒸れるし、漏れるし、そんなにたくさん吸わないし、

というイメージがありました。

 

が、今や、どこまで吸えるのか、というほどの吸水量に、

吸ったすぐ後でもさらっとした感触。

 

感触が良すぎて、尿が漏れたと気づかないので却って

使っている本人が濡れているとわからなくて交換しにくくなる、と言われるほど。

 

また、ずっと起こり続ける

紙おむつを水洗トイレに流してしまう問題。

 

吸水量がすごいので、際限なく水分を吸いこんで、

水洗トイレのつまりをとんでもなく難しいものにしてしまいます。

 

パットだけを流される場合は、もうパットの使用はあきらめて、

高くついてもリハビリパンツだけにすることで対応したり、

もし使われそうであればポータブルトイレを置いて、

いつものトイレにはいかれないように工夫したり

ということをすることもあります。

 

ものすごく重くなったおむつが家の隅に

ポン、と置いてあってそれを集めなければいけない、

ということもよく言われます。

 

昔のトイレなら、つまらなかったんですけども、そう戻れはしないですね。