毎日の些細なことが些細でなくなる 爪切りもなかなか大変
自分や家族がすればOKで介護でしてはいけないことがある
介護保険制度が浸透してきて、
本人が身の回りのことをすることが難しくなったり、
家族だけでは介護が難しくなったりすると、
いろんなサービスを利用されることも一般的となってきました。
そんな中でも、
やはり「なぜ?」と思われることが、
家族ならできるけれど、ヘルパーさんではできないことの多いこと。
昔は、血圧測定や爪切りもできない、と
言われることがあったのですが、
今は特に専門的な対応が必要でなければ
されています。
ただ、爪が白癬などで肥厚していて、ヘルパーでは
対応できない、家族も切れない、となった時に
なかなか爪切りもきちんと定期的に切っていただくことが難しいことがあります。
訪問看護が定期的に来てもらえていれば対応してもらえるのですが、
皆さんに来てもらっているわけでなく、
かかりつけ医で切ってもらえることもあれば、そうでないこともあり、
一律には言えないことがあります。
日常のことでもこのような線引きがあり、
このことは支援でも配慮していくところです。