そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

買い物難民 本当に困るのはこういうことだったりする

買い物難民、未満の爆発的な増え方

ずっと前から、買い物難民、という言葉があって、
イメージとしては、限界集落や、過疎化地域での
スーパーやコンビニのないところ、という感じがあります。

ですが、比較的町中で、少し車で行けば、スーパーやコンビニ
がある地域でも、

「買い物に困っている」

という方が、非常に増えてきています。
家族が、定期的に来て、買い物できるおうちばかりではありません。

今まで、なんとか自分で車を運転して
買い物に行かれていた方が、車が運転できなくなったとき、
本当に困られます。

介護サービスは受けて、それは満足しているけれど、
毎日の基本的な生活物品の確保に四苦八苦されること
が多くあります。

ITの活用ができない、支援も受けられない高齢の方

今なら、ネットで設定さえでき、ある程度数工程こなせれば、
ネットでいろんな、いえすべての買い物ができる時代。
ですが、高齢の方には、とてもハードルが高い。
パソコンはおろか、スマホはおろか、携帯も持っていない方の、
なんと多いことか。

私の母も、スマホは持っているものの、購入するなら
紙媒体で送られてくる通販パンフレット、テレビの通販番組。

購入前に、ネットで検索して、数千円安い値段で購入できることを
確認し、代わりに購入することもしばしば。

重いものの購入なども、ネットですればいい、というも、
「買い方がわからない」と。

 

高齢者向けの、とても簡単な購入システム、
タカタの通販番組のネット購入版のイメージで、できないでしょうか。
目の前で、商品を選ぶことの楽しさも、確保しつつ、
現実の、必需品を確実に購入できるルート、
せめて今の後期高齢者以前の方に、
提供できないもののでしょうか。