そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

ケアマネ試験後、実務研修後も一人前になれない難しさ

ずっと続くケアマネ修行

 

特定事業所加算、という加算を取るためにはいろいろな

要件があります。

 

その中で、地域の一人ケアマネ、経験が浅いケアマネの

相談、指導を行うこと、というものもあります。

 

自分の事業所でなく、ほかの事業所のケアマネも

地域ぐるみで指導してスキルアップを図っていこう、というものです。

 

法定研修では費用が発生するのですが、

通常のそのような交流は、費用発生しません。

 

事例検討会を地域で行ったりして、それを主任ケアマネが行うことが

特定事業所加算を算定する要件になっているので、

基本ほとんどの事業所が行っていると思います。

 

ケアマネジャーは、介護、医療、制度、いろんな知識を必要とするし、

コミュニケーションも様々な方とおこなわなければいけないので、

資格を取ってからでも、

長年の経験があっても、ずっと研修、学び続ける、というスタンスです。

 

地域の支援が向上するのは大変良いと思うのですが、

ケアマネジャーは、なんだか無償で、費用発生しないのに行う

仕事が、やたら増えているような・・・

 

住宅改修は入院、入所中に書類作成してもその期間は無報酬ですし。

 

ケアマネジャーさんは、あんまりこういうこと周りでは言われないんですよね。

 

資本主義からすこーし距離を置いている独特の仕事かなと思います。