そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

コロナワクチン接種状況が映す自治体の機動力

隣町でも全く違うコロナワクチン接種状況

 

高齢の方には、だいぶんコロナワクチン接種が

すすんでいる状況となったようです。

 

始まりは、本当に予約が取れずに

苦労されていたのですが、

常に予約を取ろうとされていた方は、

おおむね接種ができそうな状況ではあるかと思います。

 

コロナワクチンの是非はさておき、

これで市町村の、機動力の差、を痛感しました。

 

コロナワクチンは、なぜか自治体ごとに全然

進捗が違っていて、

お隣の市町はかかりつけ医で早々に予約、接種ができるのに、

その隣の町は1か所でずっとワクチン接種のみでなかなか

予約も進まない。

 

各地域からの接種会場への定期便が早々に

設置されるところがあれば、

不便な場所に家族やタクシー送迎で

いかないといけない、などなど。

 

普段は、割と同列で、

まあ保険料や税金、保育所の待機児童

などの社会資源くらいでしか市町を

見ていなかったのですが、

今回のワクチンのことで、

自治体によってこんなに機動力が違うものか、と感じました。

 

それは、人口とか、様々な要因もあるかとは思うのですが、

緊急時に、その自治体がどれだけのスピードで、

どれだけ住民に必要なことを優先付けして行えるのか、

が鮮明になった気もしています。

 

たまたま、その時の長の方の行動なんだろうか。

コロナワクチンを求めて、右往左往しなければいけない状況。

 

どの市町に住んでいるか、でそれが分かれ目になる、ということ、

以前は想像もできない事態でした。