そう遠くない介護 ~現役ケアマネの自分の介護にのぞむあれこれ~

高齢化する両親、そう遠くない介護の予感。現役ケアマネとして、今まで担当していてしておけばよかった、と思うこと、今からできること、実践の様子、介護について。

縁食というもの 孤食ではなく

誰かと食事を緩やかに共にする

 

縁食、という言葉が載っている本を、書店で見つけました。

孤食、共食の間、緩やかに誰かと食事をともにする。

 

そこには、飢餓、貧困、災害時など、いろんな要素が入っており

子ども食堂や、炊き出しなど、いきたいときに訪れて、

ほかの人と食事をともにするというもの。

 

人と食べる、ということでは、

認知症があられて、自宅では食事が進まない方も、

デイサービスに行くと、みんなが食べているのにつられて

全量食べられる、というのはよくあります。

 

一人で家で食べるときにも、鏡を前においてたべると

おいしく感じる、という研究結果があったけれど。

 

人は一人ではなく、だれかと食べることが良いことだと、

プログラミングされているのでしょうか。

 

また、食事に困る人がいる一方で、大量の廃棄食品が出る矛盾。

 

コロナでそれを防ぎ、必要であれば、食事が届くようなシステムが

もっとできれば。

 

なにかいつもこういう不安が離れないこの今です。